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【初心者向け】SEO順位決定の仕組みとたった1つの攻略法

2020-08-31

【初心者向け】SEO順位決定の仕組みとたった1つの攻略法
悩める人
「SEOの検索順位って、どうやって決まっているの?仕組みを知っておきたいです。そして、どうすればSEOに強いサイトが運営できるようになりますか?」

こういった疑問を解決する記事です。

この記事の内容
  • はじめに|SEOとは?
  • SEOの仕組みを解説【検索順位が決定される3つの流れ】
  • SEOを攻略するたった1つの方法【仕組みを理解すれば簡単です】

こんにちは、とも(@Tomo___san_2525)です。

副業ブログ歴は2年ほど。SEOに関する知識は全て独学で学びました。現在は、地元企業のSEOコンサル・サイト管理も任されるようになりました。

SEOを学びたい人・SEOに興味がある人に向けて、超入門編となる知識をまとめておきます。

順位決定の仕組みを知っておけば、サイトのアクセス数を伸ばすためにやるべきことが見えてくるはず。

独学でもSEOは学べます。この記事を読めば、これまでWebサイトを運営した経験がない方でも、SEOについて十分に理解できますよ!
Tomo

初めての人にはすこし難しい部分があるかもですが、じっくりと読んでみてくださいませ。

はじめに|SEOとは?

SEOとは?

Search Engine Optimizationの略語です。

日本語では「検索エンジン最適化」という意味になります。

  • Search → 検索
  • Engine → エンジン
  • Optimizasion → 最適化

SEOとはその名のとおり、あなたのサイト・ブログを検索エンジンに最適化させるための施策のことです。

なぜ、SEOが必要なのか?

シンプルに、検索結果の上位に表示させるためです。

あなたもGoogleで調べ物をすることがあるはず。そのとき上から10番目のページから読もうとはしないですよね。1番上にあるサイトから読み始めるのが一般的。

SEOで上位表示させれば、あなたのサイトのアクセス数が上がります。

検索1位にあるページと検索30位にあるページでは、読まれる確率が全然違いますよね!
Tomo

SEO対策 = Google対策でOKです

なぜなら、ほとんどのユーザーがGoogleの検索エンジンを使っているから。

検索エンジンの使用率のグラフです

Statcounterのサイトで実際のグラフを見ることができます

上記のとおり。

ちなみにシェアNo.2のYahoo!についても、じつは内部の検索エンジンはGoogle。

つまり国内ユーザーのの90%以上が、Googleを使って検索しているということです。

Googleの検索エンジンに最適化させ、上位表示を狙うことがSEOだと理解しておいてください。

ちなみに「SEO対策」という言葉をよく聞くと思いますが・・・日本語に直訳すると、"検索エンジン最適化対策"なんですよね。ヘン(笑)
Tomo

SEOの仕組みを解説【検索順位が決定される3つの流れ】

SEOの仕組みを解説【検索順位が決定される3つの流れ】

悩める人
Googleは、どうやって大量にあるWebサイトを順位付けしているのでしょうか?
その仕組みを知ることがとても大事!Googleは、3つの手順でページの検索順位を決定してます!
Tomo

下記のとおり。

順位決定までの3つのSTEP

  1. クロール ← あなたのサイトを発見する
  2. インデックス ← あなたのサイトをデータベースに保存し、検索結果へ表示する
  3. ランキング ← あなたのサイトを評価し、検索順位を決定する

GoogleがWebページの検索順位を決定する仕組みを説明するイメージ図です

上記のとおり。

それぞれ、詳しく説明します。

【前提】SEOの検索順位とは、「キーワード」に対する順位です

先に、理解しておくべき知識があります。

ここでの「検索順位」とは、"ある特定のキーワードで検索された時の順位"です。

例えば、あなたが「海外旅行 おすすめ」で検索したのに、1番上に「ドッグフードのおすすめを紹介!」なんていうページがきたら・・・。Googleの検索エンジンはヘボいので、二度と使わないでしょう笑。

検索キーワードごとに常に適切な順位でWebサイトを表示することで、どんなユーザーからも「Googleは使いやすい!」という満足感を得ることができているのです。

GoogleがシェアダントツNo.1なのは、キーワードに対する順位付けが他の検索エンジンよりも圧倒的に優れているからです!
Tomo

それでは、検索順位が決まるまでの流れを見ていきましょう。

step
1
クロール(あなたのサイトをGoogleが発見する)

Googleは、インターネット上にロボット(クローラー)を送り込んでます。

このロボットがあなたのサイトにたどり着くことで、Googleはあなたのサイトの存在を知ることができます。

ちなみにクロールとは、日本語では"巡回"という意味!
Tomo
なおGoogleクローラは、あなたが普段見ているようなWebページではなく「内部のプログラミングコードを読み取る形で、あなたのサイトを見ている」という点も覚えておきましょう。

当ブログのページをchromeの検証でコード表記している画面のスクリーンショットです

クローラーは基本的に"気ままに"動き、Webサイト上のリンクなどを辿ってインターネットを巡回。

いちはやくクローラーにサイトへ訪れてもらいたい場合には、Googleサーチコンソールを使ってリクエストを送ることが可能です。

»参考:WordPressでGoogleサーチコンソールを使う最短の手順

step
2
インデックス(あなたのサイトを検索結果に表示する)

※ここではじめて、Google検索結果にあなたのサイトが表示されるようになります。

インデックスとは、クローラーが取得したサイト情報をデータベースに保存する作業

  • インデックス(index) → 和訳:索引(もくじ)
  • インデクシング(indexing) → 和訳:索引(もくじ)を作ること

上記を見ると、少しイメージが湧きますかね。

検索エンジンは、いわば超巨大な1つの「本棚」です。新しい本(=あなたのサイト)が発売されたら、それを本棚に並べお客さんの手に届くようにしている、ということ!
Tomo

step
3
ランキング(あなたのサイトの検索順位を決定する)

インデックスが完了したあなたのサイトについて、検索順位で何番目に表示するかをGoogleが決定します。

ざっくりいうと「点数制」でして、Googleから見て点数が高いサイトは上位へ、点数が低いサイトは下位へと表示されるようになってるイメージ。

※このランキング作業のことを、「スコアリング(点数付け)」と表現することもあります。

悩める人
へえ〜。じゃあ、Googleから高い点数がもらえるようにすればいいんだ!
そのとおり!あるキーワードで検索したときに、1位の記事の点数よりあなたのサイトの点数の方が高ければ、1位を奪い取ることが可能です!
Tomo

SEOを攻略するたった1つの方法【仕組みを理解すれば簡単です】

SEOを攻略するたった1つの方法【仕組みを理解すれば簡単です】

結論は、ユーザーのため"だけ"を考えてコンテンツを作ることです。

注意!よくある勘違い

  • "あなた"が伝えたいことではない
  • "あなた"が書きたいことではない
  • "あなた"が作りたいサイトではない

SEOに強いサイトは、イコール「ユーザーが喜ぶサイト」です。

ユーザーが便利に、快適に、そして有益だと満足しながら利用できるサイトを、作りましょう。

【悲報】SEOには「100%の正解」がない

なので「○○をすれば1位!」「○○に気を付ければ、1位!」という情報はお伝えすることができません。

先ほど「高い点数を取ればいい」という話をしましたが、、、Googleがランキングに使用している項目は200以上存在すると言われており、なおかつ具体的な情報は全て非公開なんです。

しかしGoogleは「決定的なヒント」を出しており、それが下記。

Googleの理念

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
Google が掲げる 10 の事実より

上記のとおり。

つまりGoogleは、ユーザーのために作られたサイトを上位表示します。

SEOについて研究をしている企業や機関が「上位表示に有効だと思われる施策」についてさまざまな情報を出してくれています。例えば2020年以降に必要なSEOの考え方をまとめたチェックリスト41項目の記事などですね。

そのほとんどが、もとをたどると「ユーザーの利便性・快適性・満足度」を高めるための項目なんです。

なぜなら、Googleが「ユーザーファースト」と明言しているからですね。

ユーザーのためになるコンテンツを作る方法

具体的には、まず下記の3つから実践してください。

ユーザーにとって役立つ記事の書き方

  1. キーワードを選定する
  2. 読者の悩みは何か考える
  3. 読者の悩みを120%解決するコンテンツを作る

これが全てですね。

ユーザーが「そうそう!それが知りたかった!ありがとう!」と感じる記事を、書くことです。

詳しくは、下記記事にてまとめました。

※ブロガー向けの記事タイトルですが、内容はコンテンツマーケティングをしたい人・Webサイト運営をしたい人にも役立つ情報になってるはず。

よくある質問:「ユーザーも大事だけど、"Googleに評価されること"も大切なのでは?」

たしかに検索順位を決めるのは、ユーザーではなくGoogleです。

しかしユーザーの満足度を満たすサイトならば、Googleの満足度も自動的に満たしますよ。

GoogleへのSEOは、ユーザーファーストで行うべき理由を解説したオリジナルイラストです

上記画像のとおり。

Googleがランキングに使用する200以上の項目は、全てユーザーのことを考えて作られたもの。だからこそ、Googleは世界中のユーザーの支持を集めているのです。

SEO対策で迷ったときには、「ユーザーが喜んでくれるかどうか?」で判断すればOK

※なお、よくある反論として「h2タグやaタグなどの最適化は?」というものがあります。しかしWordPressユーザーなら、テーマを導入すればタグは自動的にGoogleクローラーに最適化してくれますよ。
そして何より、テーマを使うことでデザイン性が向上し、ユーザーにとって見やすいサイトにすることができます。
ほとんどのブロガーがWordPressテーマを使うのは、これが理由!
Tomo

まとめ|SEOは1日にしてならず

まとめ|SEOは1日にしてならず

この記事の内容は以上になります。

なお最後に1つだけあり、下記です。

重要なこと
令和のSEOに「抜け道」はない

1日・2日で上位を取れるほど、SEOは簡単ではないです。

そして「抜け道」も、ありません。

少しむかし(2~3年前)の話になりますが、「ブラックハットSEO」という手法が流行りました。

ブラックハットSEOとは?

ユーザーの利便性は一切無視。

Googleクローラーの裏をかくような形で、高得点を不正にとりにいく手法のことです。

例えばキーワードを大量に記事中に入れることで、文章としてまるで成立していないのに上位に表示されてしまう、などですね。あとは外部リンクをテキトーにもらいまくって、信頼のあるサイトだと見せかける手法、などなど。

しかしそれも、ここ数年のGoogleアップデートにより絶滅しました。

現在では、真っ当な方法でユーザーの満足度を高めることでしか上位表示は狙えません。

ということで、SEO攻略には時間がかかります。

考えてみたらわかりますが、今やGoogleの検索エンジンにはとんでもない数のWebページが存在します。その中で、作り立てのあなたのサイトが、いきなり上位表示されることなどありえないわけです。

最低でも100日くらいは、コンテンツを生み出す時間を作るべき。

焦ってブラックハットSEOに手を出す人が多いですが、マジで意味なしです。じっくり行きましょう。ユーザーのためになるサイトを、コツコツと育てていけばOKです!
Tomo
SEOを学べる本

入門書としては、これらの本がおすすめです。

なお本を読むと、すごく技術的なテクニックも解説されており、ますます「Google攻略」だと感じる部分があるかもです。

※とくに、2冊目(いちばんやさしい・・・)を読むときはすこし注意です。

とはいえ、やはり正解は「ユーザー攻略」ですよ。

SEOの本を読むときに大切な思考法
Tomo
「この施策は、一見するとユーザーには関係のないことに思えるけれど、それならSEOに有効である意味はないよな・・・。
必ず、ユーザーの利便性・満足感に結びつく理由があるはずだ!」

上記の意識がけをすると、納得して、理解が深まるはず。

爆速で成長できますので、ぜひ参考にしてください。

それでは、これで終わりです。

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