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【WordPress向け】SEO内部対策でやるべきこと12個【今すぐ確認です】

2020-09-04

【WordPress向け】SEO内部対策でやるべきこと12個【今すぐ確認です】
悩める人
「WordPressでサイト運営をはじめました!SEOの内部対策が大切らしいですが・・・具体的に、何をやればいいんですかね?」

こういった人向けの記事です。

この記事の内容
  • はじめに|SEO内部対策とは【なぜ、重要なのかを説明する】
  • 【WordPress向け】SEO内部対策12のチェックポイント【今すぐ確認しよう】
  • SEO内部対策は"土台"です【上位表示のための「本質」はコンテンツにある】

こんにちは、とも(@Tomo___san_2525)です。

WordPress歴は2年ほど。SEOは全て独学で学び、企業のWebサイト管理を任されるくらいまで成長しました。当ブログでは、個人向けにSEOを使ってサイトを伸ばしていくための情報をアウトプットしています。

WordPressユーザー向けに、SEO内部対策でやっておくべきことをすべてまとめました。

あなたは、きっと素晴らしい情報をサイト上で発信しているはず。

しかし、その情報が日の目を浴びるかどうかは、SEO内部対策ができているかどうかに大きく左右されます。

SEO内部対策ができていない限り、Googleはあなたのサイトを上位表示してくれません。あなたのコンテンツを公正に評価してもらうために、まずやるべきことがSEO内部対策です。
初心者でも、今すぐできる対策の方法を全て紹介します!WordPressサイトを伸ばしていきたい方は、この記事をすみずみまでお読みいただければと思います!
Tomo

はじめに|SEO内部対策とは【なぜ重要なのかを説明する】

はじめに|SEO内部対策とは【なぜ、重要なのかを説明する】

悩める人
SEO内部対策とは、なんですか?
ひとことで言うと、あなたのサイトの「構造」を適切なものにすることです。構造がGoogleから見て正しいかどうかで、評価が大きく変わるんですよ!
Tomo
はじめに、理解しておくべき知識があります

順位が決まるまでの流れをざっと解説した記事です。

SEO内部対策とは、Googleのクローラーにあなたのサイトを正しく評価してもらうために必要な施策。

例えばですが、"お店の構造"でも同じことが言えます。お店が迷路みたいになっていて、商品がどこに置いてあるか分からなければ、お客さんは商品にたどり着いてくれませんよね。
悩める人
僕の書く記事は、けっこう良いこと書いてあるはずなんだけど・・・全然、上位表示されません。
もしかしたら、サイトの構造がGoogleからみて巡回しづらいものなのかもしれません。SEO内部対策を最適なものにするだけで、一気に検索順位が上がることもありますからね!
Tomo

Googleが好むサイト構造にすることで、サイト全体としての評価が上げられます。

コンテンツの質を高めつつも、そもそもの土台としてSEO内部対策を完璧にしておくことは、上位表示のための必須条件なわけです。

それでは、具体的な対策の方法へとすすみましょう。

【WordPress向け】SEO内部対策12のチェックリスト【今すぐ確認しよう】

【WordPress向け】SEO内部対策12のチェックリスト【今すぐ確認しよう】

下記のとおりです。

悩める人
うわあ・・・わけわからん・・・
大丈夫。分かりやすく解説します。全てめちゃくちゃ大切なので、あなたのサイトでできていないところがないかチェックしてみてください!
Tomo

1つでも「あ、ここできてなかったわ」というものが修正できれば幸いです。

では、順番にみていきましょう。

その①|XMLサイトマップの送信をすること

XMLサイトマップをGoogleに送信しましょう。

XMLサイトマップとは?

Googleに対し、あなたのサイトに存在するページをリスト化して伝えるためのファイルのことです。
※ユーザー向けにサイトに設置するサイトマップページとは、全くの別物である点に注意してください。

Googleクローラーの巡回頻度を高められるので、とても大切。

Google XML Sitemapプラグインと、サーチコンソールを使えばOKです。

下記記事の後半部分にも、解説あり。

"sitemap.xml"というファイルを自動で作成してくれるプラグインを使い、サーチコンソールのサイトマップから送信するだけ。とてもカンタンなので、今すぐやりましょう!
Tomo

»参考:SEO効果アップ!サイトマップの仕組みと理想的な作成方法を紹介(外部サイト)

その②|2クリック以内で全てのページに行ける構造にすること

下記の画像のとおり。

正しいサイト構造(2クリック以内で全ページへ到達可能)の図解のために作成したオリジナルイラストです

正しいサイト構造のイメージ図を作ってみました

つまり、カテゴリーをしっかり設定しましょう。

そうしないと、Googleから評価してもらえないページが生まれてしまうからです。

WordPressで記事執筆をする際、必ずカテゴリを指定してください。そして、カテゴリは階層化しつつ、サイトのトップページに設定しましょう。

当ブログを例にすると、下記のとおり。

当ブログのカテゴリ構造のスクリーンショットです

カテゴリーを設定すれば、2クリック以内ですべてのページへ行ける構造になります

どのカテゴリーにも属せず、"宙ぶらりん"になっているページがないように注意してください。

その③|パンくずリストを設定すること

パンくずリストとは?

そのページがどの階層・どの位置に存在しているかをツリー構造のリンクで示すものです。

下記の部分です。

当ブログのパンくずリストを示すスクリーンショットです

当ブログのパンくずリスト

パンくずリストが設定されているということは、サイトの構造がツリー状で、分かりやすいことを意味します。

Googleクローラーの巡回しやすさを助け、ユーザーの使い勝手も向上させられるので、大切。

なお検索結果にも表示されるため、SEO全体としても大きな意味を持ちます。

パンくずリストが検索結果に表示されることを示すスクリーンショットです

パンくずリストは検索結果に表示され、ユーザーの目に触れる部分です

パンくずリストの実装方法

パンくずリストの実装には、下記3つの方法があります。

  1. WordPressテーマで自動実装する
  2. WordPressプラグインで実装する
  3. 自身でphpコードを記述して実装する

基本的には、WordPressテーマで実装するべき。

プラグインはサイトが重くなる原因になるし、自身で記述する方法はエラーのリスクがあるからです!
Tomo
例えば、当ブログで使用している»AFFINGER5では、自動でパンくずリストが実装されています。有料テーマを使えば、基本的には機能が搭載されているでしょう。

»参考:WordPressテーマのおすすめ7選【結論:付加価値で選ぶべき】

※なお、どうしても無料で済ませたい場合は、「Breadcrumb NVXT」というプラグインを使えばOKです。

その④|グローバルナビをテキストで表示すること

ここは、ほとんどの人が大丈夫でしょう。

当ブログのグローバルナビを示すスクリーンショットです

当ブログのグローバルナビです

たまにデザイン性を気にしてナビを画像で表示しているサイトがありますが、オススメしません。

なぜなら、Googleクローラーは画像の意味を読み取ることができず、SEOでマイナスだから。

グローバルナビゲーションには、カテゴリーなどが入っているはず。サイトの構造上とても重要な部分なので、画像ではなくテキストで、正しく意味を伝えるべきです!
Tomo

その⑤|ページネーションを数字で表示すること

ページネーションとは?

サイトのボリュームが多くなってきたときに、複数ページに分割しつつ、それぞれのページにリンクを貼ることです。
いわゆる"ページボタン"ですね。

当ブログでいうと下記。

当ブログのページネーションを示すスクリーンショットです

記事一覧ページの下部に、ページネーションが設置されています

たまに、数字ではなく「次ページ」「前ページ」だけのページネーションになっているサイトがあります。

しかし、その②で解説した、"全てのページに2クリック以内で・・・"という面から考えるとよろしくない。

なぜなら、例えば50ページ目にいくには「次ページ」を押しまくらないといけないからですね。

さらにいうと、Googleは英語ファーストです。「次ページ」より「next」、「前ページ」より「prev」の方がいいというのも、小話として覚えておくといいですね。
Googleクローラーは、ページネーションからもサイト内を巡回します。数字で直接そのページへ飛べる構造にすることで、クロールの頻度が向上します!
Tomo

その⑥|内部リンクを最適化すること

内部リンクとは?

あなたのサイトのページから、あなたのサイトの"他のページ"へリンクを貼ることを指します。
もちろん、これまで紹介してきたグローバルナビ・パンくずリスト・ページネーションあたりも、内部リンクの一種です。

ここでは、記事中に内部リンクを貼る場合について、解説しますね。

当ブログの内部リンクを示すスクリーンショットです

当ブログの内部リンクの例

内部リンクについては、アンカーテキストに注意が必要です。

※アンカーテキストとは、そのリンクに表示されている文字列のことです。

1番やりがちなミスは「こちら」や「https://tomosanblog.com/example-link...」といったURL形式で使用すること。

これだと、そのリンクがどんなページへのリンクなのか、Googleが判断できないのでNGです。

記事タイトル、簡潔なリンク先ページの説明など、分かりやすいアンカーテキストをつけてください。

内部リンクは、サイト全体のアクセス数に関わる重要な部分です。しかし、アンカーテキストがテキトーだったり、意味のない内部リンクを貼るのは、SEOにおいてマイナスになるので注意しましょう!
Tomo

その⑦|外部リンクを最適化すること

外部リンクとは?

あなたのサイトのページから、"他(外部/あなた以外)のサイト・ページ"へとリンクを貼ることです。

内部リンクは、あなたのサイト内だけで完結するのでまあいいですが、、、

外部サイトを貼る際には、より一層注意が必要です。

下記のとおり。

  1. アンカーテキストを最適化すること(内部リンクと同じ)
  2. 無意味な外部リンクを貼らないこと
  3. 質の低いサイトへの外部リンクを貼らないこと

ここについては、とても難解な理論がありますが、、、

ものすご〜くざっくり、説明しますね。

外部サイトへリンクを貼ると、Googleクローラーはそのサイト同士になんらかの関係性があると判断します。なのでペナルティを受けているサイトや、スパム的な運営をするサイトへ外部リンクを貼ると、あなたのサイトの評価まで下がります。
それを防ぐためには、リンクタグにrel="nofollow"を入れることで少し解消できたりもしますが・・・(詳しくはググってみてください)外部リンクは、信頼できるサイトのみに向けて貼るのが1番ですね!
Tomo

その⑧|リンク切れをなくすこと

リンクしたページのURLが変更されていたり、そのページが削除されていたりすると、リンク切れになります。

つまり、そのリンクをクリックしても、エラーページへ飛んでしまう状態。

Googleクローラーは、こういった「行き止まり」になるリンクをとても嫌います。

もし、リンク切れが起きている場合は、できる限り早く修正対応してください。

リンク切れをいちはやく察知する方法

まず間違いなく、「Broken Link Checker」プラグインの導入です。

有効化しておけば、リンク切れが発生した際にメールで知らせてくれるので、ぜひ使ってください。

その⑨|noindex設定をすること

noindexとは?

Googleに対して、「このページはインデックス(=評価)しないでください!検索結果に、載せないでください!」という宣言をすることです。
悩める人
え?なんで?サイトのアクセス数を増やすためには、どんどんインデックスさせたほうがいいのでは?
確かにそうかもしれません。しかし質の低い記事やSEOに無関係なページは、noindexにしてGoogleの評価対象から外したほうがいいのです!
Tomo

なぜなら、SEOはサイトトータルでの評価になるから。

つまり質の低い記事がインデックスされていると、それだけでマイナスに働くからです。

例えば、あなたのサイトにとても質の低い記事が1つだけあるとします。検索順位は200位くらい(圏外)だとしましょう。するとGoogleは「このサイトには、無意味な記事が存在する」という評価をしてしまいます。

noindexにするべきページ

  1. 上位表示を狙っていないページ
  2. プライバシーポリシーページ
  3. まだ作成中のまま、公開しているページ

上記のようなページには、noindex設定をして評価の対象から外してあげましょう。

1つの低質ページが、サイト全体の"お荷物"になってしまいます。noindex設定は、ネガティブなSEO対策としてとても重要なので、是非覚えておきましょう!
Tomo
noindex設定をするには?

WordPressの記事執筆画面で、noindexにするかどうか設定できます。

noindex設定をする画面のスクリーンショットです

記事執筆画面の右側・もしくは下側にあるはずです

※もし現在、この機能が見当たらない場合、有料テーマを使うか、「All in One SEO Pack」プラグインを有効化しましょう。

その⑩|記事の見出しタグの最適化をすること

見出しタグとは、つまりh1,h2,h3・・・といったものですね。

これらの使い方に、間違いがある人が結構いるので注意です。

WordPressの記事投稿ページでいうと、正しい使い方は下記のとおり。

正しいマークアップで書かれたタグを説明するためのオリジナル画像です

h1~h3までが、「階層的」に使われていれば、OKです

まず、記事のタイトルは必ず「h1」タグで記述されます。h1タグは、同一セクション(記事)で1回しか使ってはいけません。たまに記事本文にもh1タグを使っている人がいますが、それはNGです。

また、タグの順番がぐちゃぐちゃになるのもNG。

悪い例
間違ったhtmlマークアップを説明するためのオリジナル画像です

h3 → h2 → h4など、順序がバラバラになるのは間違った記法です

必ず、正しい順序で見出しタグを使いましょう。

こういったhtmlコードの最適化は、Googleクローラーの評価に直結します。クローラーはあなたのサイトそのままではなく、内部的なプログラミングコードを見て評価をしていますので!
Tomo

その⑪|画像を正しく使っていること

ここも、とても重要。

覚えておくべきポイントは、下記のとおり。

ココがポイント

  • 基本的には、テキストを使ってコンテンツを作ること
  • 画像を使う場合は、必ずalt属性を記述すること
  • 画像のサイズを、必ず軽量化してから使うこと

繰り返しになりますが、Googleクローラーは、画像を読めません。

重要な説明や、ページのメイントピックは、画像ではなくテキストで書くべきです。あくまでも"補助的"な役割として、参考画像などを使ってください。
画像だけのページだと、Googleは「このページって、なんのページなの?」と判断に困ってしまい、評価が下がりますので注意です!
Tomo

その他、alt属性や画像の軽量化については、下記記事にまとめておきました。

その⑫|ページ速度を高速にすること

こちらが、最後。

しかし、重要度はMAXです笑。

2018年にGoogleは、SEOランキングの指標にページの表示速度を取り入れることを宣言しました。

»参考(外部サイト):Google Webマスター向け公式ブログ(2018年1月18日追記)

ページ速度は、WordPressユーザーにとって1番の課題だと思います。

ページが重くなる原因
  • プラグインの入れすぎ
  • サーバーが弱い
  • 画像が重すぎる
  • 余計なプラグラミングコードが多い

などなど、WordPressは便利なCMSである分、やや重くなりがちですね。

なお、当ブログの導入プラグインとページ速度は»WordPressおすすめプラグイン8選【これだけでOK】の記事にて解説しています。

また、あなたのサイトの表示速度は、»PageSpeedInsightsで確認できます。
当サイトのページ速度を測定した画面のスクリーンショットです

当サイトは、スマホ版82点・PC版95点。これくらいなら、いいですね

もしも60点を下回る場合、サイトが遅すぎる可能性あり。

サイトのスピードはユーザーの利便性にも直結するので、改善しましょう。

とりあえず、画像が重すぎると致命的なので、今すぐ軽量化です!またプラグインや追加CSSなどは、極力少なくしてみてください!
Tomo

SEO内部対策は"土台"です【上位表示のための「本質」はコンテンツにある】

SEO内部対策は"土台"です【上位表示のための「本質」はコンテンツにある】

お疲れ様でした。

当記事の方法を全て実践できていれば、SEO内部対策は問題ないですね。

サイトの構造が、Googleから見て正しいものになっており、コンテンツの評価を公正に受けられる準備ができたということです!
Tomo

ということで、今回は以上ですが、最後に1つ。

※当ブログでは、この"最後に1つ"の部分にとても力を入れているので、ぜひお読みくださいな笑

あくまでも、SEO内部対策は「土台」です。

というか現在のSEO界隈の状況として、"内部対策は、できているのが当たり前"というのが事実かなと。

少し前までは、内部対策ができていないWebサイトが多かった。だからこそ、個人でも、企業のサイトに余裕で勝てたわけです。しかし今は個人・企業ともに、正しいサイト構造を作れるのが"当たり前"になっていますからね。

SEO内部対策を正しく行なってはじめて、スタートラインだと考えるべきです。

悩める人
なるほど・・・。じゃあ、どこで検索順位に"差"が生まれているの?
それが"コンテンツの質"です。SEO内部対策ができていることコンテンツの質が高いこと上位表示されるサイトです!
Tomo

ということで、内部対策ができたら、各ページのコンテンツをよりユーザーにとって有益なもの・役立つものへとしていく必要があります。

これを「コンテンツSEO」といい、いま最も重要視されている、"本質的"な上位表示への施策です。

次に読むべき記事(コンテンツSEOのキホン)
コンテンツは、よりユーザーの満足度を満たすものであることが条件です。内部対策ができたら、あとはコンテンツの"質"を高めていくために、勉強していきましょう!
Tomo

この記事を読み終えたあなたは、SEO内部対策はもう完璧です。

つまり、やるべきことは良質なコンテンツを増やしていくことだけ。

がんばっていきましょう!!

それでは、終わりです。

※不明点、疑問点があればTwitterにて質問をいただけると嬉しいです。

あなたのサイトを実際に拝見した上で、SEOに関わるお悩みを解決できると思いますので!♪( ´▽`)

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