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【ブログ向け】SEOキーワード選定の3つの手順【伸ばすコツを解説】

2020-08-23

【ブログ向け】SEOキーワード選定の3つの手順【伸ばすコツを解説】
悩める人
「ブログが全然読まれないなあ・・・あと、毎日ネタを考えるので精一杯です。SEOキーワードがしっかり選定できたら、サクサクブログ記事を書けそうなんだけどなあ・・・」

こういった人向けの記事です。

この記事の内容
  • SEOキーワード選定は難しくない【無料でできます】
  • 手順①|狙いたいキーワードを決める
  • 手順②|関連するキーワードを全て洗い出す
  • 手順③|検索ボリュームを調べ、記事を書くべきかどうか判断する
  • ブログ収益を最大まで伸ばすキーワード選定のコツ

こんにちは、とも(@Tomo___san_2525)です。

SEOを2年ほど独学しました。現在はブログを3つ運営しています。初心者向けに、分かりやすくSEOについてアウトプットすることを目指し、本記事を書いてます。

さて、初心者が最低限できるようになるべきSEOキーワード選定の手順を全てまとめました。

SEOキーワードとは?
ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンに入力する語句のこと。

事前にSEOキーワードを選定することで、世の中のニーズに沿った記事を書くことができます。

個人ブロガーでも、SEOキーワード選定は必須。

企業のWebサイトですら、SEO対策を当たり前にしている時代。

好き勝手に記事を書いているだけのブログは、なかなか上位表示させるのが難しいからです。

とはいえ、やり方はカンタン!ブログ初心者こそ、ネタ切れ・無意味な記事の量産を避けるために、ぜひ取り組みたいところ!
Tomo

この記事を読めば、SEOキーワードの選定方法が分かり、実践できます。

あとはキーワードに沿って記事を書いていくだけなので、ブログ作業の「地図」になってくれるはずです。

あなたの書いた記事が検索上位を獲得し、収益を伸ばすことにもつながるはず。

ぜひとも最後までお付き合いくださいませ。

SEOキーワード選定は難しくない【無料でできます】

SEOキーワード選定は難しくない【無料でできます】

この記事で解説する手順は、下記のとおりです。

SEOキーワード選定の手順

  1. 狙いたいキーワードを決める
  2. 関連するキーワードを全て洗い出す(ラッコキーワード)
  3. 検索ボリュームを調べ、記事を書くべきキーワードを決定する(キーワードプランナー)

上記のとおりです。

全て無料で使えるツールがあるので、今すぐできます。

この方法でキーワードを選定すれば、最低でも100〜200ほどの「良質な記事ネタ」をゲットすることが可能。

今のうちにSEOキーワード選定をしておけば、ブログ運営がかなりラクになりますよ!
Tomo

それでは、具体的な方法を解説していきます。

手順①|狙いたいキーワードを決める

ビッグキーワードと呼ばれるもの。

まず決めるべきは、「あなたのブログで何について発信するか」です。

例えば、あなたが「整体・マッサージ」について勉強しており、ブログで情報発信をしたい場合。狙うべきビッグキーワードはシンプルに整体とかマッサージ、あるいは肩こりとかでOKでしょう。

※この記事では肩こりをビッグキーワードに設定して、解説をすすめていきます。

自分のブログの「軸」となる1つのキーワードを決めましょう!
Tomo

ビッグキーワードで上位を取れば、100%稼げる(しかし、難しい)

それでは、肩こりで実際にGoogle検索してみましょう。

「肩こり」でGoogle検索した結果です

上記のとおり。

「肩こり」に関連する記事は、2020年8月現在でおよそ4千万件あります。

さすがに、いきなり4千万ある中で検索上位を取るのは大変ですよね。

しかも「肩こり」だけのキーワードで記事を書くのはとても難しいと思います。

そこで、このあと解説する関連キーワードを調べ、そこから攻めていくのがセオリーです。

スモールキーワードから狙いましょう【ロングテールSEO】

例えば肩こり 治し方 自分で 簡単というキーワードで検索してみましょう。

「肩こり 治し方 自分で 簡単」でGoogle検索した画面です 

このように、関連キーワードを足すことによってライバルの数がおよそ90万件まで減らせました。

SEOキーワード選定の重要な考え方

ライバルが少ないキーワードのことを、スモールキーワードといいます。

また、肩こり 治し方 自分でのように、関連するキーワードがいくつか繋がっているものをロングテールキーワードといいます。

ロングテールキーワードは、ほとんどがスモールキーワード(=ライバルが少なめ)です。

関連キーワードを探して、そこから記事を書いていく手法をロングテールSEOといい、個人ブロガーのアクセスアップには欠かせない方法。

ロングテールSEOのイメージ図です

上記画像のとおりです。

※ぶっちゃけ、覚えなくてもOKです笑。知識として、ご紹介しておきますね。

ビッグキーワードで上位に行けば、あなたのブログは確実に稼げます!しかしいきなりそれは難しいので、まずは「ロングテールキーワード」から狙っていけばOKってことです。
Tomo

それでは、関連キーワードを調べる方法へと手順を進めます。

手順②|関連するキーワードを全て洗い出す

ラッコキーワードという無料ツールを使います。

※ラッコキーワードはとても便利で、ブロガーのほとんどが使っているはず。
ぜひPCにお気に入り登録しておきましょう。

手順①で決めたビッグキーワードを入力し検索すると、関連キーワードが全て出てきます。

今回は肩こりで検索してみました。

ラッコキーワードで「肩こり」と検索した画面です

このように、あいうえお順・ABC順といった形でざっと関連キーワードを見ることができます。

キーワードをクリックすると、実際の検索結果が見れます。キーワード右の⇆マークをクリックすれば、さらにその関連キーワードを見ることもできます。便利すぎる。
補足:関連キーワードとは?

実際に、「肩こり」と一緒に検索されている語句のことです。

なお、1番ポピュラーな関連キーワードは左上に表示されています。

ラッコキーワードの左上には、最も関連性の高いキーワードが表示されます

肩こりと一緒に検索されているのは、「原因」「ツボ」「頭痛」あたりが多いことが分かりますね!
Tomo

手順③|検索ボリュームを調べ、記事を書くべきかどうか判断する

ラッコキーワードで、関連キーワードを洗い出すことに成功しました。

続いて、それぞれの検索ボリュームを調べます。

Googleキーワードプランナーという無料ツールを使います。

Googleキーワードプランナーのトップページです

まずは、Googleアカウントでログインしましょう。

※アカウント取得がまだの人は、新規登録すればOKです。

次に、検索ボリュームと予測のデータを確認するをクリックします。

画面右側「検索ボリュームと過去の指標」をクリックです

先ほどラッコキーワードで検索した関連キーワードを、全てコピーします。

ラッコキーワード の右上で全コピーできます

※1つ1つコピペしてたら日が暮れてしまうので、画面右上の「全キーワードコピー」でOKです。

コピーしたキーワードたちを、キーワードプランナーに貼り付けて開始するをクリック。

キーワードプランナーにコピーしたキーワードを貼り付けます

検索結果が出たら、過去の指標をクリックすると検索ボリュームを見ることができます。

検索結果で「過去の指標」をクリックすると検索ボリュームが確認できます

無料で、ここまでキーワードの検索ボリュームを調べられるのは神!ありがたく使わせていただきましょう!
Tomo

※なお、ラッコキーワードは広告費を支払うことで有料バージョンに。有料の方がより詳しい検索ボリュームを見ることができますが、無料でも全然問題なしですよ。

検索ボリュームの狙い目は10以上1000以下です

無料でキーワードプランナーを使う場合、下記を参考にしてください。

検索ボリューム

  • 0~10(-) → 検索されていないので、このキーワードでは書かない
  • 10~100狙い目のキーワードです
  • 100~1000狙い目のキーワードです
  • 1000~1万以上 → ライバルが多いので、さらにロングテールを探しましょう(後述します)

上記のとおり。

競合性は参考程度でOK【高いからといって逃げる必要なし】

キーワードプランナーでは「競合性」も確認できます

競合性が高いということは、そのキーワードで記事を書いている人が多いってこと。

もしくは企業や専門家がガッツリ参戦している、などですね。激戦区って感じです。

しかし、競合性が高くても、そのキーワードで記事を書いておくべき。

その記事1本ではライバルに勝てなくても、トータルでは勝つことができるからです。

  • 「肩こり」に関連するキーワードで100本の記事を書いたブログ
  • 「肩こり」に関連するキーワードで300本の記事を書いたブログ

上記を比べたら、どちらがトータルでSEOに強いか、分かりますよね。

ブログのSEOは、いわば陣地を拡大するゲームです。

関連するキーワードで幅広くコンテンツを生み出し、陣地を広げることでSEOに強いブログを作ることができます!
Tomo

ボリュームが「1万以上」の場合、さらに関連キーワードを洗い出そう

例えば、下記をご覧ください。

「肩こり ひどい」の検索ボリュームはまだ1000〜1万と高い数値です

検索ボリュームが1万とはつまり、まだ「ビッグキーワード」だということ。

この場合、肩こり ひどいに対して手順②から同じ作業をしてあげるのがおすすめです。

肩こり ひどいをラッコキーワードに入力して検索して・・・。

ラッコキーワードに「肩こり ひどい」と入力した画像です

先述の手順と同じように、キーワードプランナーにコピー&ペーストです。

「肩こり ひどい」の関連キーワードをキーワードプランナーにコピペしています

これで、さらなるロングテールキーワードを取得できます。

検索ボリュームが狙い目になりました!

選ぶジャンルによっては、ビッグキーワードばかりになることがあります。その場合は、さらに深掘りしてロングテールキーワードを攻めればOKです!
Tomo

キーワードを一括で管理する方法

検索したSEOキーワード群を、エクセルやスプレッドシートに保存する方法を見ていきましょう。

キーワードプランナーの右上にある矢印アイコンをクリック → 過去の指標.csvをクリックしてください。

画面右上の矢印から、csvファイルをダウンロードできます

ダウンロードされたファイルを開くと、キーワードが一覧で保存してあります。

いらない行を削除して、ボリュームが0~10のものを除外すれば、「自分だけのキーワード帳」が完成します。

ダウンロードしたエクセルファイルを少し整理した画面です

あとは、狙い目のキーワードを使って記事を書いていくだけ。

※SEOキーワードを使って記事を書いていく方法については、»ブログの文章構成と読まれる文章の書き方まとめ【ライティング入門】で解説してるんで、本記事の内容が理解できたら読んでみて下さい。
お疲れ様です!これで一生ネタに困らず、SEO対策バッチリのキーワード選定が無料でできるようになりましたね!
Tomo

ブログ収益を最大まで伸ばすキーワード選定のコツ

ブログ収益を最大まで伸ばすキーワード選定のコツ

結論は購入検索キーワードから記事を書いていくことです。

購入検索キーワードとは?

ユーザーが、商品を買うため・サービスに申し込むために検索するキーワードのこと。

例えばポケットWi-Fi おすすめFX口座 おすすめなどの"おすすめ系"は分かりやすいですね。
他にも肩こり アイテムとか肩こり サプリメントなども、商品を買いたい人が検索するキーワードです。

ブログで収益を伸ばすには、このような購入検索キーワードを1番最初に書くのがおすすめです。

理由はシンプルで、広告が貼りやすいからです。肩こり アイテムならば、肩こりに効くアイテムの広告が自然な形で貼れますよね。
Tomo

「情報検索キーワード」からリンクを貼る【収益化の動線です】

購入検索キーワードは、ブロガーの中では収益記事と言われます。

つまり読まれれば、稼げる記事ですね。

肩こり サプリメントで検索する人は、明確に「サプリを買いたい!」と思っている人が多い。上位表示させれば、記事に貼ってあるサプリの広告がクリックされやすいわけです。

しかし、収益記事は誰もが狙うキーワードです。

これまたライバルが多く、なかなか上位表示が難しい。

そこで情報検索キーワードの出番になるわけです。

「情報検索キーワード」とは?

ユーザーが知りたいこと・気になっていることについて調べるときに使うキーワードです。

例えばポケットWi-Fi 仕組みとか「FX 初心者 コツなどのキーワードが当てはまります。「肩こり」で言えば肩こり 原因肩こり 姿勢 関係などでしょう。

情報検索キーワードは、何か商品を売るための記事ではないので収益には結びつきづらいです。

しかしその分ライバルが少なく、上位表示がしやすいというメリットがあります。

そこで情報検索キーワード購入検索キーワードへと「記事内リンク」を貼るのが、収益性の高いブログを作るコツ。

↑上記記事で、詳しい説明をしています。

少し難しいかもですが、やっていれば慣れるはずです。キーワードを眺めながら、色々と試行錯誤してみるところから始めましょう!
Tomo

まとめ|SEOキーワード選定はブログ運営に必須です

SEOキーワード選定はブログ運営に必須です

この記事の内容をまとめておきます。

SEOキーワードの種類

  • ビッグキーワード (ライバルが多いキーワード)
  • スモールキーワード (ライバルが少ないキーワード)
  • ロングテールキーワード (ビッグキーワードと、複数の関連キーワードからなるスモールキーワード)
SEOキーワード選定の方法

  1. まず狙いたいキーワードを決める
  2. ラッコキーワードで関連キーワードを洗い出す
  3. Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べ、使えるキーワードを選別する
ブログ収益化のコツ

  1. 「購入検索キーワード」で記事を書く
  2. 「情報検索キーワード」で記事を書く
  3. 「情報検索キーワードの記事」から「購入検索キーワード」へとリンクを貼り、収益記事への導線を増やしていく

ブログ運営に必要な知識は、ざっとこんなところです。

とても大切な知識なので、ぜひとも覚えておきましょう。

テキトーに、その日思いついたコンテンツを入れるのはNGです

ブログで稼げない人の特徴は、「戦略がないこと」です。

朝起きて「今日は何の記事を書こうかな〜?」と悩んでいるようでは、稼ぐまでの道のりは遠いですよ。

SEOキーワードを選定しておけば、ユーザーが求めている記事を書くことができます。

どのジャンルでブログを書くにしても、SEOキーワードがしっかり選定できていれば収益化は可能です!
Tomo

ぜひこの記事の内容を理解するよう、わからないところは何度でも読み返してくれたらなと。

それでは、最後におすすめの本を2冊だけ紹介して、この記事は終わります。

上記2冊は、僕がずっと持ち歩いている「ブログ収益化のバイブル」です。

初心者だった僕でも、ブログから月2〜3万円の収益を作ることができたきっかけの本。

ぜひぜひ読んでみてください。

それじゃ。

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