消防士

【現実】公務員はモチベーション維持など不可能である3つの理由

2021-02-01

【現実】公務員はモチベーション維持など不可能である3つの理由
悩める人
公務員なんですが、最近モチベーションが・・・。公共の利益のため、頑張らなきゃいけないんですけどねぇ・・・。
めちゃくちゃ分かります。でも、今後多分モチベーションが上がってくることはないかと・・・。
Tomo

悩める公務員のあなたへ。

もしあなたがモチベーションを失っているのなら、取り戻すことは非常に難しいはず。

本日の内容
  • 公務員はモチベーション維持など不可能である3つの理由
  • 公務員のモチベーションが下がる1番の元凶は「平等性」である話
  • モチベーションが切れてしまった公務員の2つの選択肢

こんにちは、ともです。

過去公務員として4年、民間企業で5年働いています。

  • 元公務員(消防吏員)です
  • 現在は民間企業で働くサラリーマンです
  • 公務員を辞める直前、モチベーションはゼロ以下でした(笑)

どちらも経験している人間は少し珍しいはず。

そんな僕が断言できることとして、公務員は地に落ちたモチベーションを再び上げることが不可能な世界。

言葉を選ばずにいうと組織構造がオワコンであり、モチベーションが落ちて当然だと思います。

モチベーションがゼロになってしまった公務員への対処法も記事後半でまとめたんで、ぜひお付き合いください。

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公務員はモチベーション維持など不可能である3つの理由

公務員はモチベーション維持など不可能である3つの理由

  • 足の引っ張り合いばかりだから
  • 努力しても見返りがないから
  • 努力しない人間の方が得をする環境だから

↑はい、無念。しかし事実だと思います。

簡単にいうと、公務員という組織ではモチベーションなど捨ててテキトーに働いている人が1番得をするってことです。

頑張ってる人ほど、損をするシステムが完成している。

だからこそ、モチベーションを維持する理由が見つからず悩んでしまうわけですね。

理由その①|足の引っ張り合いばかりだから

仕事に対してモチベーションを高めて取り組んでも、誰かが邪魔をしてきますよね。

その「誰か」ってのは、基本的におっさんであることが多いわけですが(笑)

若い公務員が新しい風を吹かせようとしても、無風を望む老害たちはことあるごとに難癖をつけてくる。

老害たちが耳を塞ぐ発言

  • サボってるあの上司はなぜ何も言われないんですか?
  • この仕事、やり方を効率化できると思うんですけどどうですか?
  • 新しい企画を考えたんですが、お話聞いてもらえますか?

ダンマリですよね。もしくは「うるさい!」の一言で押さえつけるのみ。

仕事をする中で、問題点・改善点なんて山ほど見えてくるんですよ。

しかしあなたがモチベーションを高めて一生懸命改革をしようとしても、腰が重すぎる上司に足を引っ張られます。

古くから続く年功序列により「波風を立てずに定年を迎えるのが大正義」などという、身勝手な人間ばかりで役職が埋まっている状態。

そりゃ、モチベーションなんて続くわけないです。

「公共の利益」を追求するべき公務員。部下に指示を出す上司は、より一層その意識を強く持つべきですよね。

しかしその実態は「自分の役職と身分、退職金を守ることしか頭にない人間」ばかり。

それでも歳を取ればそれなりのポストに就くことになるんで、悪循環が終わることはありません。

理由その②|努力しても見返りがないから

歩合制・報酬制といった見返りも、出世や給料アップといった見返りも一切ありません。

頑張っても、その先に何もない。

いくら「市民のため」とはいえ、頑張っても何も得られないことが分かってるのにモチベーションを維持できるワケがないですよね。

努力してる公務員の例

  • 窓口業務がとても早く、全ての業務を覚えておりお客さんを待たせることがない
  • 常にアイデアや工夫を意識しており、市民が喜ぶことを企画・運営する
  • 専門職の場合、常に勉強を怠らずより良い仕事ができるよう努力している

↑このように、高いモチベーションを持ち努力している人たち。

一般企業ならばそれが認められ、昇給や出世の可能性がある。しかし公務員だと決まって「ハイハイ、頑張ったね」で終わり(笑)

もちろん「市民のために働く仕事」であり、お金や出世のために働くこと自体が間違いだという意見は分かります。

しかし組織の上層部は自分のことを棚に上げて「もっと働け!」と言ってくるんですよね。

上司は特に努力したわけじゃなく、年功序列に従って加齢と共にポストに就いたってだけ。それなのに偉そうに「市民のため汗水流せ!」などと命令してくる。本人は涼しい顔で。

若い職員がモチベーションを維持できるわけがありません。

理由その③|努力しない人間の方が得をする環境だから

サボってる奴の尻拭いは、サボってない奴がさせられる。当人はクビも減給も、降格もありません。

ここが、公務員に蔓延る1番の問題点。

仕事に対しモチベーションを高め頑張ると、その先に待っているのは「都合よく使われるだけの日々」なんですよね。

実際に存在した「努力を放棄した人間」

  • わざとゆっくり仕事をして、他の仕事を振られないように逃げているおっさん
  • 仮病を使って何日間も休暇を取るおっさん
  • 「自分には向いてないんで・・・」などと業務を拒否するおっさん

↑4年間とちょっとの消防士人生で、僕自身が出会ったクソ上司たち。まともじゃない奴らでした(笑)

でも年齢が上なんで、当たり前ですが僕より給料が高いわけですよ。

しかし上記のような上司がいると、仕事が遅れますよね。そのシワ寄せを食らうのは?「まともな人間」なんですよ。

僕が知る限り1番ヒドかったのは「係長」なのに、実質的にはその部下が全ての業務を担わされていたケース。これ何が問題かって、やらされている職員は実質的には係長と同レベルの仕事をさせられているにもかかわらず、給料は低いままなんですね。

いっぽうサボり倒している係長は、新人レベルの仕事しかしないにも関わらず係長級の高い給料を持っていく。

おそらく全国の公務員が、当時の僕と同じように悩んでいるはず。

悩める公務員の思い

  • なんであの上司は許されて、自分は許されないんだ。
  • なんで自分にばっかり仕事を任されて、あの人は何もしなくていいんだ。
  • 何故、管理職はあの問題児に対しては何も言わず、自分には遠慮もなく仕事を押し付けてくるんだ。

↑クソすぎる組織の闇です。

サボった方が、得なんです。

定年間近のおっさん共は面倒ごとを起こさないために黙認を続け、それを良いことに努力を放棄して給料を貪る上司たち。

結局、仕事のほとんどは20〜40歳くらいの文句を言えない若手が担っており、しかし見返りなど何もない。

モチベーションを維持しろ?

無理でしょうよ(笑)だってモチベーションなんて捨てた方が得ですもん(笑)

公務員のモチベーションが上がらない1番の理由は「平等性」である話

公務員のモチベーションが上がらない1番の理由は「平等性」である話

平等ってのは、基本的に「良い意味」で使われますよね。

しかし公務員の場合、めちゃくちゃ悪い意味での「平等性」が蔓延してます。

  • 仕事をする・しない
  • 仕事がデキる・デキない
  • モチベーションがある・ない

↑これは、別に個人の自由だと思うんすよ。

仕事は人生のオマケなんで、別に頑張りたくないならテキトーでOK(笑)

しかし公務員において1番問題なのは、頑張っている人もサボっている人も、悪い意味で「平等」であることなんですよ。

公務員は「平等」だから、モチベーションが維持できない

公務員の給料・役職・待遇は全て「年齢(勤続年数)」のみで決定されます。

他に、一切の要素はありません。

悪い「平等」がもたらすこと

  • 頑張っても頑張らなくても未来は変わらない
  • モチベーションがゼロでも、毎日やる気に満ちていても、未来は変わらない
  • 面倒な仕事を引き受けても、秒速で断っても、未来は変わらない

↑つまり、サボったもん勝ちってことなんですよね。

もちろん民間企業でもサボったもん勝ちが通用する場面はあります。

しかし公務員には法律や条例のバックアップ付きで、「サボっても悪影響ないよ〜!」という保証書が付けられている状態。

その結果、のらりくらりと言われたことだけこなす意識低い系公務員が、1番得するシステムになってます。

モチベーションが低くても、公務員は幸せになれる

そういう意味では、かなりイージーな仕事と言わざるを得ません(笑)

公務員のモチベが下がる流れ

  1. 頑張っているものの、組織の構造に疑問を抱きモチベーションが消える
  2. 仕事に手を抜いたり、サボったりするようになる
  3. しかし待遇は変わらないので「あれ?じゃあこれでええやん!」と気づく

↑まさにモチベーションゼロ人間量産工場でございます(笑)

でも・・・つまらないですよね。

これはめちゃくちゃ悪循環で、いつしか何も取り柄がないおじさんに成り下がる。しかし公民という立場と係長・課長などという役職に鼻を高くして、部下に偉そうにモノを言う。

そんなおっさんに、なりたくはないものです。

モチベーションゼロの人間によって、モチベーションが高い人のやる気が吸い取られていく絶望的な環境。

やる気出せ!だなどと公務員に求めるのは、はっきり言って無理難題すぎると思います。

モチベーションが切れてしまった公務員の2つの選択肢

モチベーションが切れてしまった公務員の2つの選択肢

もう分かりますね。

下記の2つしか無いと思います。

  1. モチベーションを捨て、上手にサボりつつ給料をもらう
  2. モチベーションに火をつけてくれる環境へと転職する

僕個人としては[2]をおすすめしたいけど・・・。

もし今の強靭なメンタルを見つけた僕だったら、迷わず[1]を選んでしまうかもしれないな〜とは思う(笑)

なんにせよ、モチベーションが上がるのを待つとか、モチベーションが上がるようもっと努力する、とかってのはダメ。マジで意味ないですからね。

一度公務員としてのモチベーションが下がったら、もう二度と上がってこないと考えた方がいいです。

その①|モチベーションを捨て、上手にサボりつつ給料をもらう

はい。お得です!(笑)

  • 面倒な仕事は、言い訳して断る
  • 誰かに任せて、あなたはラクをする
  • 仕事はテキトーにこなし、休日を充実させる

もちろん、上記のようなラクな生き方、僕は大賛成です。

努力しない方が得だと証明されている公務員ならば、なおさらです。

コロナウイルスや不況などの影響も受けず、変わらず給料をもらっていくことが可能。しかもサボりつつ、ですからね。

市民が総出で立ち上がり「公務員だけずるいぞ!」とデモかなにか起こさない限り、待遇は守られるでしょう。

唯一のデメリットは、多分死ぬときに後悔することくらいでしょうか(笑)
Tomo

その②|モチベーションに火をつけてくれる環境へと転職する

この記事を読んでくれているってことは、公務員でありながらモチベーションの低下に悩んでいるってことですよね。

その場合、可能な限り早く転職することをおすすめします。

なぜなら、モチベーションの低下に悩みながら公務員を続けたら、100%後悔するから。

モチベゼロで働く公務員の末路

  • 特に何の功績も残せないまま定年を迎える
  • 何のスキルも能力も得られないまま歳を重ねていく
  • 世の中の進化や変化に取り残されたまま公務員を続ける

↑上記に、少しでも「寂しさ」を感じるなら・・・。

あなたにとってモチベーションというものが幸福度につながる重要な指針の1つってことだと思うんですよ。素晴らしいことですよね。

ならば、モチベーションを上げてくれる可能性ゼロの公務員、さっさと辞めた方がいいです。

大丈夫。既婚・住宅ローン持ちの僕でも転職後、普通に生きてますから(笑)

モチベーションを求める公務員におすすめの転職サイト/エージェント

  • マイナビエージェント ← 全業種対応、特にIT系に強く、公務員からのIT転職が最も現実的
  • リクルートエージェント ← 転職支援実績No.1。自分の強み・アピールポイントが明確でない人におすすめ
  • doda ← こちらも定番。近くに無料カウンセリング会場があれば1番使いやすい

1つ残念なお知らせとして、公務員って転職においてかなり不利なんですよね。

なぜなら、ぶっちゃけ企業からすると「どうせ使えないだろこんな奴・・・」って思われてるから(笑)

公務員への周りからの評価

  • 今だにハンコ決済が中心で遅れている
  • できることは誰でも覚えられる事務仕事のみ
  • 専門職の場合、企業においては何の役にも立たない

↑はい。僕もめちゃくちゃ採用落ちしましたしね。

「消防学校で成績1位だったんすよ!?何で落とすの!?」とか当時は思ってたけど、、、今なら分かる。元公務員を雇ってくれる企業なんて、少なくて当たり前です(笑)

転職が当たり前の時代になったことで、転職市場には良い人材がたくさんいる状況。

公務員がそこを勝ち抜くためには、転職サイトやエージェントで幅広く情報キャッチしないと厳しかったです。あくまで気休めかもですが、登録しておいて損はないと思います。

もちろん今すぐ辞める必要はなくて、モチベゼロにて上手に給料をもらいつつ、「ここだ!」というタイミングで動けば良いと思いますよ。

転職活動をするモチベーションすら起きないあなたへ

最近注目を浴びている転職サポートとして、「人生相談→転職サポート」を1セットにしたものがあります。

代表的なのがポジウィルキャリア(旧:ゲキサポ)ですね。

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これ、ようはただ転職先を紹介するだけのサービスではなくて、どうすればあなたのモチベーションが上がるのか?あなたにとって何を目標とするのがモチベーションの起爆剤になるのか?など、人生トータルでのアドバイスをしてくれる転職サービスって感じ。

こんな方におすすめ

  • 「転職するモチベーションすらない・・・」
  • 「自分には、果たして何が向いているのかわからない・・・」
  • 「そもそも、自分は人生で何を成し遂げたいのだろう・・・」

↑こんな漠然とした悩みを抱えたまま、低いモチベーションで踏ん張ってる公務員の方もわりと多いですよね。

コロナ禍もあり、人生そのものに悩み、モチベーションどころの騒ぎじゃない人だっているでしょう。

そんな方は、こういったサービスを使いプロのキャリアアドバイザーと話をする機会を作るのも1つの手かなって。

ポジウィルキャリアは現在、無料相談を実施中。

もちろん転職サービスを受けなければ料金は一切かかりませんし、現職公務員の方の人生相談にも乗ってくれるそうです。

モチベーションに行き詰まりを感じている公務員の方は、コチラもぜひ活用してみて下さいね。

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本記事が、モチベーション低下で人生に迷う公務員の行動のきっかけになれば嬉しいです。

それじゃ、また。

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