こういった人向けの記事です。
- はじめに:プライバシーポリシーとは?
- プライバシーポリシーのテンプレートを紹介【コピペOKです】
- プライバシーポリシーに必須で書くべきこと【4つある】
- プライバシーポリシーに関するよくある質問への回答
こんにちは、tomosan(@Tomo___san_2525)です。
現在は副業ブロガー兼、Webマーケッターとしても活動しています。
この記事では、ブログに必要なプライバシーポリシーの書き方とテンプレートをまとめました。
この記事を読むべき人
- ブログで広告収益を得たい人
- ブログから商品・サービスを販売したい人
- ブログを窓口にして仕事を取りたい人
上記のような人向け。
ぜひ目を通しておきましょう。
プライバシーポリシーとは
ひとことでいうと「個人情報に関する方針」です。
和訳
- プライバシー = 個人情報
- ポリシー = 方針
直訳すると、上記ですね。
例えば「コメント」や「お問い合わせフォーム」などからです。
これらの「個人情報を、どのように取り扱うかを宣言するもの」が、プライバシーポリシーです。
ユーザーの氏名やメールアドレスを取得するはずです。
これらはすべて「個人情報」なので、適切に取り扱わなければなりません。
これは、Web上の絶対的なルールです。
プライバシーポリシーを設置すべきブログとは【結論:すべて】
これから本格的にブログを運営していくならば、100%必須です。
なぜなら、必ずどこかであなたのブログに個人情報が入ってくるから。
上記のとおりです。(詳しくは後述します。)
ということで、まだの人は今すぐプライバシーポリシーを作りましょう。
プライバシーポリシーのテンプレートを紹介【コピペOKです】
下記のとおりです。
プライバシーポリシー
本プライバシーポリシーは、当サイトであるtomosanblog(https://tomosanblog.com/)の各種サービス(当サイトによる情報提供、各種お問い合わせの受付など)において、当サイトへの訪問者の個人情報もしくはそれに準ずる情報を取り扱う際に、当サイトが遵守する方針を示したものです。
なお当サイトのコンテンツにおける著作権・リンクに関すること、及び免責事項についても示すものです。
個人情報の利用目的
当ブログ(tomosanblog)URL(https://tomosanblog)では、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
これにより取得した個人情報は、お問い合わせへの回答や、必要な情報をメールにてご連絡する場合にのみ利用させていただきます。
上記の目的以外では利用いたしません。
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クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法や、Googleアドセンスに関する詳細については「https://policies.google.com/technologies/ads?gl=jp」をご確認ください。
また(https://youradchoices.com/)へアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできます。
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当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝し、リンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
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このGoogleアナリティクスは、トラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しています。
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Googleアナリティクスの利用目的・規約に関して確認したい場合は、(https://marketingplatform.google.com/about/analytics/terms/jp/)をクリックしてください。
また、「ユーザーがGoogleパートナーのサイトやアプリを使用する際のGoogleによるデータの使用」に関しての確認をしたい場合は、(https://policies.google.com/technologies/partner-sites?hl=ja/)をクリックしてください。
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そのため、リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や、画像の直リンクはご遠慮くださいますようお願いいたします。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動した先のサイトで提供される情報、サービス等については一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報についてはできる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。
情報が古くなっている可能性もあります。
なお、当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
年 月 日 策定
年 月 日 改定
上記のとおりです。
これをコピペすれば、プライバシーポリシーはOKです。
ポイント
- サイト名やサイトアドレスはご自身のものに書き換えてください
- リンクのアンカーテキストはURLをそのまま表記でもOKですし、「こちら」などと記載してもOKです
なお、WordPressユーザーの方は、「固定ページ」にて作成すればOKです。
著作権・リンク・免責事項も書いておきましょう
ちなみにテンプレ内の「著作権」「リンク」「免責事項」については、プライバシーポリシー(個人情報に関すること)ではないです。
しかし、今後のサイト運営を円滑にするために重要な項目です。
重要なその他の項目
- 著作権 → 自分のブログの画像の無断転載を禁止する(画像パクられ防止)
- リンク → リンクフリーであることを宣言(+SEOにマイナスになるようなリンク(インラインフレームなど)を禁止する)
- 免責事項 → アフィリエイトをやるなら必須!
上記です。
アフィリエイトをやるなら、免責事項を書いておかないと訴えられてしまうケースさえあります。
しかし、そのサプリを飲んだ次の日に熱が出た、というケース。
こんなとき、免責事項を書いておかないと言い逃れができません。
例えば上記ですね。
こういったトラブル防止のために、著作権・リンクと合わせて免責事項も書いておきましょう。
プライバシーポリシーに必須で書くべきこと【4つある/内容を説明する】
下記のとおりです。
プライバシポリシー4つの項目
- 個人情報の取得・管理について
- Googleアナリティクスについて
- Googleアドセンスについて
- Amazonアソシエイトについて
上記のとおり。
これらをすべて盛り込み、1ページのプライバシーポリシーを設置すればOKです。
順番に、少し解説しますね。
その①|個人情報の取得・管理について
これは基本ですね。
お問い合わせや、コメントなどで受け取る個人情報についての記載です。
とはいえ、悪用はしません。メールアドレスを教えてもらうのは、質問への回答をするためです。
他のことには一切使いませんし、第三者に渡すことも絶対にしませんよ。」
例えばこんな感じの「宣言」です。
- 個人情報を取得する理由と目的
- 個人情報の管理方法
主に上記について記載します。
その②|Googleアナリティクスについて
Googleアナリティクスを使用している場合、プライバシーポリシーに記載が必要です。
理由は、アクセス数の計測で、非常に多くの個人情報を取得しているからです。
アナリティクスで「国別」のアクセスデータが見れるのは、これが理由です。
Googleアナリティクスの利用規約を見ると、分かります。
7.プライバシー
お客様は、Google が個人情報として使用または認識できる情報を Google に送信したり、第三者によるかかる行為を支援または許可したりしないものとします。
お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意および遵守し、ユーザーからの情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規制を遵守するものとします。
お客様はプライバシー ポリシーを公開し、そのプライバシー ポリシーで Cookie の使用、モバイル デバイスの識別情報(Android の広告識別子、iOS の広告識別子など)、またはデータの収集に使われる類似の技術について必ず通知するものとします。また、Google アナリティクスを使用していること、および Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報を開示するには、「ユーザーが Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用」のページ(www.google.com/intl/ja/policies/privacy/partners/ または Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを⽬立つように表示します。
上記のとおりです。
ポイント
- Googleアナリティクスの使用を宣言すること
- Cookieの使用を宣言すること
- データ収集の仕組みを説明すること
これらを、プライバシーポリシーに記載することが定められています。
その③|Googleアドセンスについて
Googleアドセンスには、「ユーザーごとに最適な広告を自動で表示するシステム」が備わっています。
それを可能にするのが、クッキー(Cookie)と呼ばれるものです。
この情報を利用して、ユーザーの興味や趣味・嗜好をGoogleが知ることができます。
Googleアドセンスのヘルプページの中に、「必須コンテンツ」という項目があります。
下記のとおり。
サイトのプライバシー ポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。
対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。
これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.infoにアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。
上記です。
(※覚える必要はないですよ。)
ポイント
- Cookieの使用を宣言すること
- Cookieにより、ユーザーごとに興味のある広告が自動で表示されている旨を説明すること
- ユーザ自身でCookieを無効にできることと、その方法を説明すること
上記をプライバシーポリシー内で満たすことが必要です。
※つまり、このことをきちんとプライバシーポリシーで書かないと、Googleアドセンスの審査には通りません!
その④|Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトを行う場合も、記載が必要です。
とはいえ、これはカンタン。
Amazonアソシエイトの運営規約に、必要なことが書いてあります。
下記のとおり。
10.乙がアソシエイトであることの表示
乙は、乙のサイト上または甲がアソシエイト・プログラム・コンテンツの表示を許可した他の場所のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。
上記です。
つまり、「Amazonアソシエイトの参加者です」ということを宣言すればいいだけです。
これから申し込む人も、今のうちにコピペでプライバシーポリシーに書いておきましょう。
当サイトのプライバシーポリシーを公開【全14項目です】
当ブログのプライバシーポリシーも、参考にどうぞ。
ものすごく長いですが、全て最適な内容になっているはずです。
そのうち1回は、記事数が6記事のときでした。
なお、現時点でGoogleアドセンスを使っていない場合でも、記載しておくべきです。
審査に通ったら、(予定)を外してあげればOKです。
収益の有無に関係なく、しっかりと設置しておきましょう!
【補足】自分の商品をブログで売りたい場合【追加すべき内容があります】
「特定商取引法に基づく表示」が必要です。
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
特定商取引法ガイドより
ブログからモノを売るということは、「事業者」であるとみなされます。
つまり「消費者」のために、法律を守る義務が発生します。
8日以内ならば、返品・返金が可能という消費者保護のための制度です。
ブログから自分の商品を売る場合には、こういった法律・制度の絡みが出てきます。
プライバシーポリシーのページに、追記してあげましょう。
ここについては、»特定商取引法に基づく表記サンプル・例(個人事業主用)の記事を参考にどうぞ。
※アフィリエイトやアドセンスのみの場合には不要です。
プライバシーポリシーに関するよくある質問への回答
予想される質問3つに対し、回答を用意しました。
参考にしていただければと思います。
質問の内容
- 「完全なコピペでも大丈夫なの??」
- 「プライバシーポリシーの設置場所は?」
- 「プライバシーポリシーはnoindexにするべきか?」
順番に見ていきましょう。
よくある質問①|「完全なコピペでも大丈夫なの??」
結論、特に問題はないはずです。
たまに「プライバシーポリシーを完全にコピーすると、Googleからコピーコンテンツと見なされる」という意見がありますが・・・。
それを裏付ける情報は、今のところありません。
そのとき、プライバシーポリシーは完全にコピペしました。
そして当ブログもGoogleアドセンスに申請する予定ですが、前回のコピペでいきます(笑)。
なお、どうしても心配ならば、下記の2つの方法があります。
コピペが不安な人向け
- 方法①:言い回しを少し変える
- 方法②:画像・PDF形式で表示する
上記です。
プライバシーポリシーは、「文字」でなくてもOKです。
PDF形式で表示する人もいるし、縦長の画像にして貼り付けて済ませる人もいます。
気になる方は、参考にしてくださいませ。
言い回しを多少変えれば、OKですよ!
よくある質問②:「プライバシーポリシーの設置場所は?」
トップページのフッターがおすすめです。
僕のブログでは下記です。
多くの場合、「フッター(=ページ下部)」に設置するパターンですね。
トップページのどこかに設置することは恐らく必須です!
見つけにくいところ(個別ページ内など)に設置するのは、ルール的にもユーザーの使いやすさ的にもNGです。
よくある質問③:「プライバシーポリシーはnoindexにするべきか?」【中・上級者向け】
ここは、僕の個人的な見解になってしまいますが・・・
結論、noindexにしなくて大丈夫です。
Googleは、プライバシーポリシーをインデックスする際に「普通の記事ではないコンテンツ」だと認識してくれます。
※タイトルとパーマリンクを、プライバシーポリシーと分かるようにしておきましょう。
いわゆる「低質なコンテンツ」にはあたらないため、そのままインデックスさせてOKです。
サイトの運営をきっちりしているという1つの証明になるからですね!
まとめ|プライバシーポリシー設置はブログを守ることに繋がります
さて、長ったらしい記事でしたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログの収益化を狙うならば、適切なプライバシーポリシーは必須です。
プライバシーポリシーの効果まとめ
- トラブルの防止・回避の手段になる
- Webサイト運営者としての信頼が上がる
- Googleのポリシーを守り、アドセンス審査に受かりやすくなる
上記のように、メリットしかないですね。
いっぽう、プライバシーポリシーがないブログだと、何かあった時に「いいわけ」ができません。
このとき、プライバシーポリシーがないと言われるがままですからね。
ということで、ブログと自分自身を守るために、プライバシーポリシーを今すぐ設置しましょう。
この記事は以上です。