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WordPressにパンくずリストを設定する方法【初心者向け】

2020-09-07

悩める人
「パンくずリストって、何ですか?聞くところによると、SEOにも重要だとか・・・しかし、どうすればパンくずリストを設定できるのか、分かりません!」

こういった人向けの記事です。

この記事の内容
  • パンくずリストの役割とは?
  • パンくずリスト設定前に必ずやるべきこと
  • WordPressにパンくずリストを設定する方法

こんにちは、tomosanです。

「パンくずリスト?なにそれ?たべれるの?」というド素人だったころから2年ほど経ちました。
「パンくずリスト?ああ、基本だね」と言えるくらいにはWordPressをいじっております。

パンくずリストは、WordPressサイト運営には欠かせないものです。

パンくずリストとは?

当ブログのパンくずリストを示すスクリーンショットです

↑たったこれだけですが、SEOにおいて重要な役割を持つからです。

そこで、WordPress初心者向けに、パンくずリストの正しい設定方法をまとめました。

パンくずリストは、1度正しく設定してしまえば、その後ずっと使えるものになります。

この記事を読んで、あなたのWordPressサイトにもパンくずリストを設置しましょう!
Tomo

パンくずリストの役割とは【2つあります】

パンくずリストの役割とは?【2つあります】

下記のとおりです。

  1. ユーザーに"現在地"を分かりやすく伝える
  2. Googleクローラーの巡回をしやすくする

SEO内部対策として、パンくずリストは"超重要"です。

必ず設置しましょう。

その①|ユーザーに"現在地"を分かりやすく伝える

パンくずリストがあると、「いま、サイト内のどこにいるのか」がひとめで分かります。

パンくずリストが、ユーザーにサイトの現在地を伝えるために有用であることを解説するオリジナル画像です

この記事を読んでいるあなたの"現在地"は、こちら。

当ブログを例に、カテゴリー階層と現在位置を示すためのオリジナル画像です

なるほど!たしかにパンくずリストがあれば、サイトの全体像がわかりますね!
しかも、パンくずリストは"リンク"になっています。
もしあなたが「WordPressに関するほかの記事」を読みたいなら、クリックで記事一覧のページに行けるので、とても便利なんです!
Tomo

ユーザーの使いやすさは"ユーザビリティ"と呼ばれ、SEOにとても重要です。

Googleは、ユーザーが快適に使えるサイトを、上位表示したいと考えているからです。

その②|Googleクローラーの巡回をしやすくする

「クローラーってなに?」という方は、まず下記の記事をどうぞ。

パンくずリストを設置すると、Googleクローラーの巡回頻度・巡回効率をあげることができます。

なぜなら、パンくずリストのリンクを辿って、各ページを見てもらえるから。

パンくずリストがないと、あなたのサイトの構造が、Googleに伝わりません。
"宙ぶらりん"のページには、クローラーが到達してくれないことが多いです。
クローラーは、内部リンクをたどって巡回します。
パンくずリストがあれば、全てのページにリンクが貼られている状態になるので、クローラーにあなたのサイトをくまなくチェックしてもらえます!
Tomo

以上の2点が、パンくずリストの役割です。

繰り返しですが、SEO内部対策には"必須"といえるものなので、ぜひ設置しましょう!

悩める人
わかった!じゃあ、設置する方法を教えて!
OKです。
しかし、その前に”やるべきこと”がありますよ!
Tomo

パンくずリスト設定前に必ずやるべきこと

パンくずリスト設定前に必ずやるべきこと

それは、「カテゴリーの整理」です。

パンくずリストが設置されていても、カテゴリーがぐちゃぐちゃだったら意味がないです。

例えば、「WordPress」のカテゴリーをクリックしたのに、そこに全然関係のない記事が混じっていたら、不便ですよね。
Googleからも、「このサイトは構造がぐちゃぐちゃ。評価を下げよう」と判断されてしまいます。

まずは、WordPressの管理画面で、カテゴリーを整理しましょう。

WordPressのカテゴリ設定画面のスクリーンショットです

この画面にて設定できます

また、各投稿ページにも、正しいカテゴリーを当ててあげてください。

記事執筆画面のカテゴリを設定する箇所を示すスクリーンショットです

記事を書くときは、必ずカテゴリーを設定しましょう

もちろん、どんなカテゴリー構成にするかはあなたの自由です。
しかし、パンくずリストに表示される以上、できるかぎり"分かりやすい"つくりにすることが大切です!
Tomo

WordPressにパンくずリストを設定する方法

WordPressにパンくずリストを設定する方法

お待たせしました。

各ページのカテゴリー設定ができたら、パンくずリストを設定しましょう。

初心者におすすめの方法は、下記の2つです。

  1. WordPressプラグインで設置する
  2. WordPressテーマで設置する

どちらかの方法で、設置できます。

順番にみていきましょう。

その①|WordPressプラグインで設置する

Breadcrumb NavXT」というプラグインを使います。

Breadcrumb NavXTプラグインの画像のスクリーンショットです

"Breadcrumb"と検索すれば出てきます

他にもいくつかあるのですが、1番カンタンなので、このプラグインでいきましょう。

こちらをインストールし、有効化してください。

プラグインが正しく有効化され、WordPress管理画面にメニューバーが追加されていることを示すスクリーンショットです

WordPress管理画面の「設定」に、プラグインが追加されていればOKです。

続いて、パンくずリストを表示するためのプログラミングコードをWordPressに貼り付けます。

使用するコード
<?php if( !(is_home() || is_front_page() )): ?>
<div class="breadcrumb-area">
<?php
if ( function_exists( 'bcn_display' ) ) {
bcn_display();
}
?>
</div>
<?php endif; ?>

上記のコードをコピーしてください。

いちおう説明すると、あなたのサイトのトップページを除く全てのページに、パンくずリストを設置するためのコードです!
Tomo

WordPress管理画面の「外観」 → 「テーマエディター」 をクリックです。

「外観」→「テーマエディター」と選択する画面のスクリーンショットです」

「外観」→「テーマエディター」と選択

右側にある「header.php(テーマヘッダー)」をクリックし、1番下にコピーしたコードを貼り付けましょう。

テーマヘッダーに、パンくずリスト表示用のコードを貼り付けている画面のスクリーンショットです

テーマヘッダーの一番下に、コピーしたコードを貼り付ける

これでOK。

お好きなページへ飛んでみて、パンくずリストが表示されれば、作業完了です。

正しくパンくずリストが表示されていることを示すスクリーンショットです

画像内のサイトは、僕の運営するもう1つの個人ブログ「»Tomoblog」のものです。

その②|WordPressテーマで設置する

※初心者の方にこそ、こちらの方法をおすすめします。

なぜなら、圧倒的にシンプル・カンタンだから。

例えば、当ブログで使用している»AFFINGER5をインストールすれば、何もしなくてもパンくずリストを使えます。

この記事の最初にお見せした画像のとおり、パンくずリストを何もせずとも表示してくれます。
※カテゴリーの設定はもちろん必要です。

有料テーマのほとんどに、パンくずリストが実装済みのはずです。

これから長くWordPressを運営していきたい人は、テーマを購入しておくことを強くおすすめします。

プラグインは、サイトが重くなる・セキュリティホールが生まれるなどのリスクもあります。

また、テーマエディターをいじっていて、他のコードをいじってしまい、修正不可になるケースもあるので注意が必要です。

ある程度WordPressの知識があれば、パンくずリストは自身でも実装できます。
もし不安ならば、WordPressテーマで実装するのが良いでしょう!
Tomo

まとめ|パンくずリストでSEOに強いサイト構造にしよう

まとめ|パンくずリストでSEOに強いサイト構造にしよう

お疲れ様でした。

パンくずリストは、SEO内部対策のうちかなり重要度の高いポイントです。

もはや、導入していないサイトの方が少ないくらいなので、あなたのサイトにもぜひ設置しておきましょう。

また、SEO内部対策は他にもたくさんの"やるべきこと"があります。

初心者でも分かりやすいまとめ記事を書きましたので、そちらもぜひチェックしてみてください。

それでは、この記事は以上です。

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