大阪・難波のエスニックな香りが漂う「大阪カオマンガイキッチン」。ランチに訪れて、ガパオライスを注文してみたので、その味わいとお店の雰囲気をご紹介します。タイ料理の王道、ガパオライスは見た目も鮮やかで食欲をそそられ、本場の味わいを気軽に楽しめるお店です。

大阪で味わう本場タイのガパオ体験
タイの下町を思わせる店内
大阪カオマンガイキッチンの店内は、まるでタイの下町に来たかのようなエスニックな雰囲気が漂っています。暖かい照明やタイ風の雑貨、カラフルな装飾が細部までこだわっており、異国情緒あふれる空間にワクワクします。座席はゆったりとしたテーブル席が中心で、女子会や友人とのランチにもぴったりです。

見た目からテンションが上がるガパオライス
運ばれてきたお皿には、白いごはんの上に目玉焼き、その横に色鮮やかな鶏ひき肉のバジル炒めがこんもりと盛られていて、見た瞬間からテンションが上がります。 半熟気味の黄身がつやっと光っていて、スプーンを入れる前から「これは絶対おいしいやつ…!」と確信しました。 付け合わせのスープは鶏ガラのやさしい旨みがあって、最初にひと口飲むと、辛さに備えて胃が軽くウォーミングアップする感じです。

バジルと唐辛子で食欲全開
ガパオをひと口食べると、ホーリーバジルの爽やかな香りと、じんわり効いてくる唐辛子の辛さが一気に押し寄せてきます。 粗めに刻まれた鶏ひき肉は噛むたびに旨みが出てきて、ナンプラーのコクと相まってスプーンが止まりません。 辛さはしっかりめですが、汗をかきながらもまた一口食べたくなる、あと引くタイプの辛さでした。
黄身を絡めて〝味変〟タイム
途中で目玉焼きの黄身をとろっと崩して、ごはんとガパオに絡めると、辛さが少しマイルドになって一気にまろやかな味わいに変身します。 卵のコクとバジルの香り、ナンプラーの塩気が合わさって、口の中が一気に「タイの定番ごはん」モードに。 ごはんはほどよくもっちりしていて、スパイシーなおかずとの相性も良く、最後のひと粒まできれいに完食してしまいました。
大阪カオマンガイキッチンのガパオライスは、バジルの香りと唐辛子の辛さが食欲をそそる、本格的な一皿。目玉焼きとのコラボレーションや、ナンプラーのコクが味のアクセントになっていて、ランチにぴったりの満足メニューでした。カオマンガイやカレーなど、他のタイ料理も試してみたいと思えるお店です。

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今回の「なんでも」
このお店との出会いは、筆者にとってちょっとした「辛さの旅」の始まりでした。最初は辛いものが苦手で、メニューの中でも「カオマンガイ」ばかり頼んでいたほど。でも、いつの間にか食べ過ぎて、家でも炊飯器で「カオマンガイ」を作っちゃうくらい(笑)。そんな筆者も、このお店のおかげで「ガパオライス」の辛さに挑戦できるまで、少しずつ舌が鍛えられてきました。
もちろん、本格的な「ホーリーバジル」はなかなか手に入らないので、家で再現するのは諦めています。だから、ガパオライスが食べたくなったら、いつもこのお店に足を運ぶことにしています。お店との出会いが、筆者の「辛さデビュー」を後押ししてくれた、そんな思い出深い存在です。


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