仕事の悩み

会社には2種類の問題児がいる件【年齢は関係ない/対処法は1つ】

会社には2種類の問題児がいる件【年齢は関係ない/対処法は1つ】

本記事は、B級小説を読むような感覚でお読みいただけたら嬉しいです(笑)

会社で、上司同士がコソコソと愚痴を漏らす。

  • 「マジであいつ、問題児だよな・・・」
  • 「あいつ、どうにかしないと・・・」

僕もあなたも、いま、会社というコミュニティで問題児扱いされているかも知れません。

そしてネット上には「問題児の特徴○選」や「問題児にならないために」「上司からの評価を高めるために」など、意識の高い真面目な情報ばかりが並びます。

しかし本記事でお伝えしたいことは、そういうものとは一線を画してます。

僕の意見

  • 本当の問題児は、上司連中ばかりである
  • 会社には「良い問題児」と「悪い問題児」が存在する
  • 悪い問題児は、何を言っても変わろうとしない

特に、上司から問題児扱いされて悩んでいる若手サラリーマンに読んで欲しい記事です。

もしあなたが50代くらいで、「問題児をどうにかして更生させたい」などの思いで本記事を訪れたなら、読み終える頃には怒りで血管がブチ切れるかもなので、ブラウザバックをおすすめします(笑)

本記事の内容
  • 会社の問題児とは?【2種類いるよね】
  • 会社にいる問題児への対処法【これは、1つしかない】

世の中に蔓延る「会社の問題児」という謎の価値観について、真剣に考えてみました。

会社の問題児とは?【2種類いるよね】

会社の問題児とは?【2種類いるよね】

ピッタリハマる表現がなかなか見つかないんですが・・・。

ざっくり分類すると、会社の問題児には下記の2種類が存在。

2種類の問題児

  1. 仕事ができない系問題児
  2. 勘違い系イタイタ問題児

↑上記です。

一般的に「問題児」とされるのは、[1]の仕事ができない社員。あるいは、仕事をしない社員でしょう。

その証拠に、会社の上司たちは仕事が遅い社員に対して風当たりが強く、まるで「落ちこぼれ」かのように白い目で見て、乱暴な口調で説教をしますよね。

スローペースな部下に対し「お前は問題児だ!」と言葉の刃を突き立てる上司。

しかしその上司は、気付かぬうちに「勘違い系イタイタ問題児」に成り下がっていることが非常に多い。

そしてこの「勘違い系イタイタ問題児」こそ、自分だけでなく周りも全員不幸にさせる「お荷物」なのではないでしょうか。

問題児が「若手」って、誰が決めた?

「児」っていうワードに引っ張られすぎてませんか。

会社に脈々と流れる風潮

  • 10代 → 問題児ばっかり
  • 20代 → 問題児が多い
  • 30代 → 問題児が少ない
  • 40代以上 → 問題児なんていない

↑上記のような雰囲気で、若手ばかりが問題児扱いされているケースが多いですよね。

しかし実際は逆。

「児」を卒業したおっさん達の一部は、自分の価値観や固定観念を部下に押し付け、少しでも自分の筋書き通りに行かないと部下のせいにし、問題児と決めつけ鼻をへし折ろうとする。

そんな自分勝手な上司こそが、1番の問題児だってことが言いたいわけです。

僕も今年で30歳。会社の部下も、わりとたくさんいます。

しかし年齢を重ねるということは、若かった頃よりも自分自身が問題児に成り下がる危険性が高いということ。僕はこう考えて日々行動してます。

すると余計に、多少の出世ごときで鼻を高くして傲慢になる「お荷物上司」が、会社にとって1番不要だと強く思います。

会社の問題児その①|仕事ができない系問題児

繰り返しですが、僕はこのタイプの社員のことを「本当の意味での問題児」とは思いません。

ネット上を調べてみると、仕事ができない問題児には下記のような特徴があるようです。

仕事できない系問題児の特徴

  • 時間にルーズで、遅刻・納期遅ればかりする
  • 言われたことしかやらない
  • やる気が感じられない
  • 仕事のペースが明らかに遅い
  • コミュニケーションがまともに取れない

↑グサっときますよね(笑)僕も心当たりがあります。

上記は、簡単に言うと「使えない奴・人に合わせられない奴・生意気な奴」みたいな感じですよね。

会社の上司達は自分のことをお膳立てしてサポートしてくれる部下を好むので、仕事ができない部下は必然的に問題児になります。

たしかに会社の利益に貢献できない社員は、問題児なのかも知れません。

しかし考えて欲しい。

仕事が遅いとかやる気がないとかって、その人が生まれ持った「個性」じゃないですか。

人それぞれ異なる個性

  • 仕事に対する考え方が甘い
  • 色白で、ホクロが多め
  • ウォシュレットは強め・長めじゃないとヤダ

↑全部個性ですよね?(笑)

「お前!ホクロ多すぎるぞ!問題児だ!」って言う人はいないじゃないですか。仕事への向き合い方だって一緒で、周りの捉え方次第だと思うわけです。

本当に全く使えない社員なら、経営陣によって給料カットしたり窓際に追いやったりされるだけ。

わざわざ同じ「雇われの身」である上司が「この問題児がぁ!俺の言う通りにしろぉ!!!」などとお節介する必要はないと思います。

そして何より、人の個性を認めず説教というお節介を焼きまくる上司こそ、これから解説する「勘違い系問題児」なのです。

会社の問題児その②|勘違い系イタイタ問題児

僕自身も含め、こっちのパターンの問題児になってしまったら人生詰みです。

僕はその特徴を下記のように考えてます。

勘違い系問題児の特徴

  • 常に自分が正しいと思っている
  • 部下の言うことは全て間違いだと思っている
  • 説教することが、部下のためになると思っている
  • 会社での仕事を「人生の中心」に据えるべきだと思っている
  • 成果を上げる若手を、「敵」だと思っている

↑上記に当てはまると、自分の正義を貫くために部下に「お前、問題児だな」と辛辣な言葉を投げるようになる。

しかしそんな「正義」など、ただの自己中心的な1つの考え方に過ぎません。

繰り返しですが上司も部下も、「会社に雇われる歯車」に過ぎないわけですから。

正義を振りかざす上司に伝えたいこと

  • 10億円もらえたら、すぐ会社辞めますよね?
  • もし一流企業の役員に引き抜かれることになったら、今の会社なんて見捨てますよね?
  • 会社よりプライベートや家族を優先する人生に、憧れがありますよね?

↑みんな一緒です。

しかし歳を取ると、人生の可能性はどんどん少なくなっていきます。

自分本位の「正義」を信じて、会社という狭いコミュニティに骨を埋めてきたなら尚更でしょう。

そんな人間が、これまでの人生を否定されたくないから、少しでも自分と違う生き方をする若手を「問題児」と決めつける。

世の中には、このような負のスパイラルが続いている会社が多いと思うんですよね。

  • 部下:この仕事、こうすればもっと効率的なのでは? → 上司:ダメだ。
  • 部下:やるべき仕事終えたんで、今日は定時で帰ります → 上司:ダメだ。
  • 部下:○○さん、ちょっと意見があるんですが聞いていただけますか? → 上司:ダメだ。

↑どっちが問題児だよって話です。

勘違い系問題児は、自分だけでなく周りのことも不幸にします。

自身だって本当は会社に骨を埋める窮屈な人生に不満があるはずなのに、周りにもそれを強要します。会社に負のオーラが漂っている場合、必ず重要なポストに「勘違い系問題児」が座ってます。

さらに悲惨なことに、このパターンの問題児は、自分が問題児であることに気づいてません。

仕事が遅いと悩む部下なんて100倍マシ。ダメでも、ダメなりに頑張ってるんだから。

一方で自分が正しいと完全にあぐらをかき、誰にも合わない物差しで問題児と非問題児を選別して優越感に浸るおっさん。

あんたこそ最大の問題児だってこと、いい加減気付いてください。

会社にいる問題児への対処法【これは、1つしかない】

会社にいる問題児への対処法【これは、1つしかない】

さて、ここまでを復讐・・・間違えた。「復習」します。

会社にいる問題児は2種類存在する

  1. 仕事ができない系問題児
  2. 勘違い系イタイタ問題児

↑上記でしたね。

僕は僕の立場上、「勘違い系問題児」を徹底的に嫌ってます。若手社員ならば、恐らくみんな一緒ですよね。

とはいえ人によっては、「仕事できない系問題児」が悩みのタネだってことも分かってます。

言うことを聞いてくれない部下や、仕事が遅い部下にイライラして、ついキツいこと言ってしまう上司。いっぽう部下は部下で「何だこのおっさん、嫌いだわ。」と考えている。

会社ってのは相反する思考がぶつかり合いやすいコミュニティなんですよね。

しかしあなたがどちらの問題児に悩んでいるにしろ、根本的な対処法って1つしかないと思うんです。

問題児に悩むなら「自分の幸せ」を追求するしかない

問題児と真っ向勝負する必要って、ないですよね?

  • やる気がない部下 → 放置
  • 使えない部下 → 放置
  • うざい上司 → 放置

いずれのパターンでも、問題児に対して1番良い対処法は「放置」です。

真面目で一生懸命なあなたは、「会社のために、問題児を何とかしないと・・・」と思っているかも知れません。

しかしここで重要なのは、問題児をあなたの思い通りに動かせるようになっても、別にあなたの人生は少しも好転しないってことです。

問題児を変えるより、自分の人生を変える方が良い

どうして会社に行くと、生まれも育ちも違う他人をコントロールすることに躍起になってしまうのか。

僕にも正直分からないんです(笑)

しかし、1つだけ確かなことがあって。

  • 問題児が問題児じゃなくなっても、あなたの人生は変わらない
  • 問題児が問題児のままでも、あなたが変われば人生は激変する

上記のとおり。

僕がこの記事を書きながらずっと考えていることは、「公務員辞めといてよかったぁ〜」ってことなんです。

「勘違い系おっさん問題児」で組織が染まりまくっており、年功序列がそれに拍車をかけている状態。若手である僕が何を言っても意見が通ることはなく、少しでもミスれば即座に問題児扱いされ1年中標的に。

中には上司に認められようと頑張る若手もいますけど、僕はそのとき思いました。

俺、こんなウザい上司に気に入られなくてもいいや。辞めれば2度と会わないんだから。
Tomo

↑上記です。これが、何よりの本質的思考だと思ってます。

あの時のクソ上司は変わらず今もクソ上司。今日も今日とて、若手をいじめていることでしょう。

しかし僕は、相手が変わってくれるのを待つことなく人生がラクに。

今だに精神を病む公務員の数が増えているってことが、僕の選択が間違ってなかった何よりの証明だと思うんです。

あなたが今いる会社でも、全く同じことが言えるのではないでしょうか?

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圧倒的にラクだからなんですよ。

繰り返しだけど、他人をコントロールするのは無理です。

特に「勘違い系問題児」に該当する人は、おのれの価値観や信念が間違いだってことが判明した瞬間に全てのアイデンティティを失うんでね。もう必死になって反旗を翻す若手を潰しにきます。

考えを改める気がない問題児との関係性をどうにかしようと画策しても、無理ゲーです。

一向に幸せになれないんですよね。

幸せじゃないのに、自分から底無し沼に足を突っ込んで、もがけばもがくほどズブズブ埋まってく。そしていつしか、自分自身が「問題児」になり、部下に嫌われるおっさんになってしまう。

それがサクッと会社を辞めるだけで、僕自身上記のような「沼」を抜け出せたんですよ。

超ラクです。問題児に悩んでいるならば、リセットするだけ。

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会社だけに意識を集中して視野が狭くなってると、問題児のせいで自分の人生が狂わされてる感じがしますよね?

でも世の中には恐ろしいほどたくさんの「働き口」があります。

まずは選択肢の数を知るところから始めるのが良い。

あなたが問題児でも、あなたの周りが問題児でも、やるべきことはあなた自身の幸福を追求することです。

本記事が、誰か1人でも幸せな人生選びのキッカケになることを祈ります。

以上、最後までお読みいただきありがとうございます!

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