こういった人向けの記事です。
- なぜ、ブログ記事タイトルが重要なのか?
- SEOに強いブログ記事タイトルの付け方【5つの簡単なテクニック】
- タイトルが上手く付けられたか評価・改善する方法
こんにちは、とも(@Tomo___san_2525)です。
ブログの記事タイトルの付け方を、初心者でも使えるテクニック5選にまとめました。
あなたのブログからお金を稼ぐためには、タイトルを工夫することが必須条件です。
ブログのタイトルは、いわば書店に並ぶ本の「表紙」だから。
どんなに素晴らしい内容の本だとしても、表紙で興味を持たれなければ誰からも読まれないですよね。
この記事を読めば、タイトルの付け方を最適なものにできます。
ユーザーを引き込むテクニックを知り、SEOで上位表示させることができるはず。
※この記事は、「SEOキーワード選定」の知識があることが前提です。まだブログを書く際にキーワード選定をしていない方は、まずは»【ブログ向け】SEOキーワード選定の3つの手順【伸ばすコツを解説】を読むことを強くおすすめします。
それでは、見ていきましょう。
なぜ、ブログ記事タイトルが重要なのか?
結論はシンプルで、SEOに強くなるからです。
根拠は下記の2つ。
- Googleがタイトルを評価するから
- ユーザーのクリック率に影響するから
ここは非常に重要な知識なので、詳しく解説しますね。
1.Googleは、ブロク記事のタイトルを評価します
あなたが何気なくタイトルをつけているとしたら、、、。
かなり損をしてますよ。
あなたが付けたタイトルは、記事のプログラミングコードに追加されます。
これをhtmlのタイトルタグ(<title>~</title>)といいます。
下記のとおり。
- 記事に何が書いてあるかが一目で分かるタイトル
- どんな悩みを持った人に読んでもらいたいかが分かるタイトル
- この記事を読むことでユーザーが得られる利益(ベネフィット)が分かるタイトル
このあたりを理解しておきましょう。具体的なテクは後述します。
2.ユーザーのクリック率は、SEOにかなり影響します
「クリック率」とは、あなたの記事が検索結果に表示されたときに、クリックされる(=読まれる)確率のこと。
クリック率を上げるために、タイトルは「ユーザーの目を引くもの」である必要があります。
タイトルで興味を引きクリック率を上げると、Googleから「ユーザーにとって必要な記事」だと判断されるわけです。
- クリック率が高い記事 = ユーザーにとって必要な記事 = 上位に表示する
- クリック率が低い記事 = ユーザーにとって不要な記事 = 上位に表示しない
記事の内容が同じでも、タイトル1つ変えるだけで大きく検索順位が変わるのは、上記が理由です。
ということで「良いタイトル」とは、下記になります。
- Googleに記事の内容が伝わり、高評価を得られるタイトル
- ユーザー・読者に「読みたい!」と思ってもらえるタイトル
上記の2点が重要。つまりGoogleとユーザーに対し、気遣いができている記事タイトルを作ること。
これらを満たすタイトルの付け方を、テクニックとして知っておきましょう。
SEOに強いブログ記事タイトルの付け方【5つの簡単なテクニック】
下記の5つです。
- キーワードを入れる
- 結論・要約を入れる
- 文字数を意識する
- 数字を入れる
- ハードルを下げる
順番に、詳しく解説していきます。
その①|キーワードを入れる
- Google対策:★★★★★
- ユーザー対策:★★★☆☆
タイトルには、キーワードを必ず入れましょう。
Googleに「何について書いた記事なのか」を正しく伝えることができるからです。
また、ユーザーも「この記事には、私の求めている内容が書いてありそう!」と感じ、クリックしてくれます。
例えば、あなたがおいしい りんご 選び方というキーワードで記事を書く場合。
- 良い例:おいしいりんごの選び方を解説します!
- 悪い例:どうすればりんご選びでミスらないかを解説する
上記です。
※もし、悪い例のタイトルを見て、「え?なんでダメなの?」と感じたのならば、、、。
キーワード選定のやり方が間違っています。
キーワードから正しい文章構成を作る方法は、»ブログの文章構成と読まれる文章の書き方まとめ【ライティング入門】の記事で詳しく解説してます。
その②|結論・要約を入れる
- Google対策:★★★★☆
- ユーザー対策:★★★★☆
タイトルは、記事の内容を簡潔にまとめたものにする必要があります。
なぜなら、Googleもユーザーも「結論」を先に知りたがっているから。
例えば疲れ 取れないというキーワードで記事を書く場合を考えてみましょう。
- 良い例:疲れが取れない人の3つの問題点と対策まとめ
- 悪い例:疲れが取れないのは年齢のせいだけではありません
上記です。
良い例のタイトルならば「疲れが取れず悩んでいる人が求めている情報(問題点と対策)」が記事にあることが分かりますよね。
いっぽう悪い例のタイトルでは、記事の内容があまり予想できないはずです。
その③|文字数を意識する
- Google対策:★★☆☆☆
- ユーザー対策:★★★★☆
タイトルは、文字数を意識するべき。
なぜなら、検索エンジンに表示される文字数には限度があるからです。
- PCの場合 → 26文字から32文字程度
- スマホの場合 → 30文字から40文字程度
ざっくりと上記です。
あまり長いタイトルを入れても、検索結果では省略されてしまうわけですね。
※上記は、過去に僕が書いた記事です。
長すぎるタイトルが、直接的にSEOにマイナスになることはありません。
しかし表示されているタイトルで、ユーザーに「読みたい!」と思わせることは大切です。
- キーワードは左詰めにして、省略されないようにする
- およそ30文字程度で、分かりやすいタイトルにまとめる
上記を意識してみてください。
ブログを365日、一生懸命に書きまくって分かった、ブログで初心者が稼...(32文字超)
例えば、上記のタイトルはNGです。
何が書いてあるか、全く分からないからですね。
できる限り、キーワードや結論はタイトルの最初の方に入れるようにしてください。
その④|数字を入れる
- Google対策:★★★☆☆
- ユーザー対策:★★★★☆
数字を入れると、ものすごく分かりやすいタイトルになります。
下記をご覧ください。
- 良い例:ブログタイトルの書き方7つのコツ【悪い例3つも紹介】
- 悪い例:ブログタイトルの正しい書き方まとめ
上記のとおり。
ユーザーは、記事に書いてある内容だけでなく、そのボリュームも事前に知りたがります。
悪い例では、キーワードや結論は盛り込まれています。
しかし、記事のボリュームが分かりませんよね。
ものすごく薄い内容かもしれないし、逆に3万文字を超える大ボリュームかもしれません。
このように予想できない記事は、クリックされにくくなるので注意です。
その⑤|ハードルを下げる
- Google:★★☆☆☆
- ユーザー:★★★★☆
ここに言及している記事は、あまりありませんね。
しかし、クリック率を高めるためにとても大切です。
ハードルを下げる具体的な方法は、下記のとおりです。
- "かんたんな"
- "誰でも"
- "シンプルな"
- "たった1つの"
- "意外な"
例えば上記。
検索する人は、「時間がない中で何かを知りたい人」がほとんど。
そのため難しい文章や、論文のような堅苦しい文章は読みたくないと考えてます。
「お!分かりやすそう!」や「お!サクッと読めそう!」などという感情が、クリック率を高めてくれます。
オマケ|SEOではなく、SNSでのバズを狙うタイトルもあり
2021年現在、検索エンジンからの流入と同じくらい重要なのがSNSからの流入です。
そして、SEO狙いのタイトルと、SNS狙いのタイトルは少し内容が違ってきます。
例えば、下記のようなタイトル。
- 【体験談】ブログで3万稼いだら、人生変わった件
- 引きこもりの僕でもできた、彼女を作るトーク術を大公開する
- 専業ブロガーが、業界の「闇」をぶっちゃけようと思う
上記は、SEO的にはぶっちゃけイマイチです。
キーワードもあいまい、記事の内容もはっきりと分からない、などですね。
しかしこういった「パンチの強い」タイトルは、SNSで拡散されやすいというメリットがあります。
SNSからの流入は、結果的にSEOでも大きくプラスになります。
タイトルが上手く付けられたか評価・改善する方法
下記の3つを試してみてください。
- 検索順位をチェックする (記事投稿から2ヶ月後)
- クリック率をチェックする (記事投稿から2ヶ月後)
- 競合サイトと見比べる
上記です。
1.検索順位をチェックする
ブログ・SEOは結果が全てなので、検索順位が高い記事が「正解」です。
無料で検索順位を確認したい場合、Googleサーチコンソールを使えばOKです。
WordPressでGoogleサーチコンソールを使う最短の手順
なお、記事投稿からGoogleによる順位付けが安定するまで、およそ2~3ヶ月ほどかかります。
2.クリック率(CTR)をチェックする
クリック率は「表示された数のうち、クリックされた(=読まれた)数」なので、検索順位が低くても使える指標です。
僕の場合、下記を目安にしています。
- 1位の記事:CTR20%
- 2位の記事:CTR10%
- 3位の記事:CTR5%
- それ以下の記事:CTR1%
※なお、クリック率のことを「CTR(Click Through Rate)」と呼ぶので覚えておきましょう。
上記よりもクリック率が大きく下回っている場合、タイトルの修正をすべきです。
あとは、記事の内容をリライトして順位を高めていけばOKです。
3.競合サイトと見比べる
1番簡単な方法です。
自分が使ったキーワードで、実際に検索するだけ。
1位・2位・3位にランクインしているサイトは、Google、ユーザーにとって最適なタイトルになっているということです。
ぜひ、あなたの目で競合サイトをチェックしてみてください。
お疲れ様でした。
本記事の内容は以上になります。
- キーワードを入れる
- 結論・要約を入れる
- 文字数を意識する
- 数字を入れる
- ハードルを下げる
「あたりまえ」のようで、意外と忘れがちなタイトル最適化のお話でした。
ぜひとも、頭の片隅にしまっておいてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!